寺社仏閣へお参りに行くと、御朱印帳を片手に参拝されている方をよく見かけると思います。
お寺へお参りに来た証として。
日本各地へ旅をした思い出を御朱印として記録するために。
ここの神社やお寺の御朱印がかっこいいから。
理由は人それぞれ、様々あると思います。
寺社仏閣それぞれで全く異なる各々の特色を生かした御朱印があれば、一方ではまた多種多様な御朱印が存在します。
今回の記事では、境内で持ち歩いていてかっこよくて目を引く木製のオススメの御朱印帳を3つご紹介いたします。
①【超希少】黒柿の御朱印帳
1万本に1本!?
黒柿とは、幹の内部が黒く模様を描いたように変色している柿の木のことです。
外見は普通の柿の木と全く変わりませんが、伐採して初めて黒柿であることが確認されます。
なぜ黒くなるのかは未だに解明されておらず、研究も進んでいないため、「神秘の銘木」とも言われています。
現在確認されている黒柿は樹齢150年以上の古木からしか見つかっておらず、また1万本に1本しか見つからないと言われており大変貴重なものです。
古来より黒柿は重宝され、黒柿を使用した歴史的価値のあるものが正倉院に収められていたり、歴史上の偉人の中にもコレクターは多くいました。
そんな貴重な黒柿を使用した御朱印帳。
値段は張りますが150年以上の古木の歴史とともに神社やお寺へお参りするなんて考えただけでもワクワクしませんか?
また、一つ一つ模様が違うので世界に一つだけの御朱印帳です。
お値段は高いですが希少なものなので、その価値は十分にあるのではないでしょうか。
②【ご縁を結ぶ】七宝柄の御朱印帳
七宝とはもともと、「仏説無量寿経」の中に出てくる七つの宝のことで
・金
・銀
・瑠璃(るり)ラピスラズリ
・玻璃 (はり)水晶
・硨磲(しゃこ):白い珊瑚やシャコ貝
・珊瑚(さんご)血赤サンゴ
・瑪瑙( めのう)
のことを指します。
永遠に円形の連鎖が続くこの七宝柄は、調和、円満、ご縁などの願いが込められており、縁起の良い柄です。
また、人との繋がりやご縁は七宝と同等かそれ以上の価値があると説かれています。
人とのご縁、神社やお寺とのご縁、御神体や御本尊様とのご縁を大切にされたい人にもおすすめです。
木製でありパステルカラーの入ったモダンな御朱印帳。
持ち歩くのが楽しくなりそうですよね。
③【御神木】屋久杉の御朱印帳
屋久杉とは、みなさんもご存知の通り世界遺産屋久島の標高500メートルを超える山に自生している杉のことです。
通常杉の寿命は500年程ですが、屋久杉は樹齢2000年を超えるものも多数存在します。
中には推定樹齢3000年から4000年の大和杉や、2000年から7200年の縄文杉など、私たちの想像もできないような年月をかけて育っている木もあります。
一度は見てみたい屋久杉。
今もなお存在する生きた歴史は持つだけでも神秘的で私たちの心を魅了します。
そんな御神木とも呼べる木を利用した御朱印帳は、御朱印帳だけでもご利益がありそうですし、墨書きも手が震えそうです。
あとがき
以上、木を使った人とは被らないおしゃれな御朱印帳を3つご紹介いたしました。
木製の御朱印帳は布製や紙製と比べても目立ちますが、木にしか出せない魅力と、歴史を感じることができます。
ぜひあなたのお気に入りの御朱印帳を持って神社やお寺へお参りに行って、神様や仏様とたくさんのご縁をいただいてください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
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